登園時に泣くのはどうして?理由と対応方法6選

育児

朝の忙しい時間、ようやく支度を整えていざ保育園へ!しかし玄関についたとたん大泣き…なんて経験誰もが一度はあるのではないでしょうか。毎朝泣いていなくても休み明けだけは泣いてしまう、最初は泣かなかったのに途中から泣くようになった…と泣いてしまう頻度もさまざまだと思います。せっかくなら親子で楽しく登園したいですよね。

この記事では登園時にお子さんが泣いてしまう理由と上手な対応方法をご紹介します。

どうして泣いちゃうの?

パパ、ママと離れたくない

大好きなパパやママと離れた経験があまりないお子さんは、初めのうちは離れることに不安を覚えて泣き出してしまう子も多いです。特に小さい年齢のうちは「夕方にお迎えに来る」という事がまだ理解できずにいつまで園に預けられるのか不安になり、もうパパやママと会えなくなっちゃう!と思い込んで大泣きしてしまう子もいます。

保育園・幼稚園にまだ慣れていない

初めての場所は誰だって緊張します。保育園や幼稚園で遊んだり活動したり、楽しい経験が少ないうちは保育園や幼稚園は何をするのかわからなくて不安になる子もいます。先生やお友達の顔や名前も覚えていないうちは特にどうしたら良いかわからずに泣いてしまう子も多いでしょう。

保育園で苦手な事がある

年齢が上がっていくと日中のさまざまな活動の中でリーダーを任されたり、みんなを引っ張っていく立場になります。

みんなの前に出て発表したり、給食やお昼寝当番さんなどの場面で緊張したりうまく出来るか不安を感じる子もいます。

ダンスや体操がうまく出来ない、上手に絵が描けない等、苦手な事ややりたくない事がある子もいます。

眠たい、お腹が空いているなど機嫌が悪い

夜寝る時間が遅くて朝起きてもまだ眠たかったり、朝起きる時間が遅くなって朝ごはんが少ししか食べれなかったなどなにか不満があってもこどもは不満をうまく言葉に表す事ができないので、泣いたりぐずったりと機嫌が悪くなります。

パパ・ママに怒られた

登園時間が近いのにまだお着がえをしていなかったり、おもちゃで遊んでいたりという様子はよく見られるのではないでしょうか。そんな時に「早くして!もう行くよ!」「まだ遊んでるの?何やってるの!」と少し怒り口調で声をかけてしまいがちです。怒られた気持ちを引きずったまま登園してしまうと別れ際に泣いてしまう子もいます。

登園前にできること

生活リズムを整えよう

子どもに限らず大人もそうですが寝坊してしまったらその分慌ただしい朝の時間になってしまいます。夜は早く寝て朝スッキリと起きれると時間の余裕が出来て、子どもがゆっくり朝の支度をしていても大人は見守ってあげられる事ができます。

もうちょっと寝てたかった!ごはん残しちゃった!そんな気持ちのまま子どもを登園させないよう生活リズムに気を付けてみましょう。

持ち物は事前に準備

登園時に持っていくものは事前に準備しておくと朝の支度が楽になります。年齢が上がっていれば子どもに持ち物の準備をお手伝いをさせるのも良いでしょう。ハンカチ、ティッシュ、名札など子ども自身が身に着けるものは玄関近くに置いておくと家を出る前に子どもが自分で準備することができます。

保育園に行くタイミングを声がけする

子どもは時間の予測がまだできません。時計が読める子や、数字が読める子であれば「時計の3のところになったら行くよ」朝いつも見ているテレビがあったら「このテレビが終わったら行くよ」など、数字で教えてあげたり、その子の行動に合わせて声がけをしておいてあげると子どもなりに時間の予測ができるのでそろそろ登園するんだという心持ちになります。

登園時にできること

先生に預けたらすぐ立ち去る

子どもが泣き出してしまうと「大丈夫?泣かないで」と声をかけたくなりますが、パパやママが優しい言葉をかけてくれると余計に子どもは離れがたくなります。「お迎えに来るね。大好きだよ。いってらっしゃい」と抱きしめながら一言声をかけてすぐ立ち去りましょう。もし大好きな先生がいたらその先生に直接預けるのも一つです。

泣いてしまう気持ちに寄り添う

大人でも休み明けは「今日からまた仕事か…」と気分が沈むことありますよね。子どもも一緒です。休み明けは特に泣いてしまう子が多いと思います。泣いてしまう気持ちは否定せず、受け止めてあげましょう。「保育園行きたくないのかな?ママもお仕事大変だけど頑張っていってくるね」パパもママも一緒の気持ち、パパママも頑張るからねと寄り添う声がけは子どもにも伝わります。「ママも頑張ってるから頑張る!」と前向きな気持ちになるように声をかけてみましょう。

楽しいお話しながら登園しましょう

今日の給食は何かな?今日は誰かお誕生日かな?保育園や幼稚園での”楽しみ”があると子どもも登園したくなります。登園時にはお友達や先生とどんな楽しいことがあるのかたくさんお話してあげてください。

まとめ

子どもが保育園や幼稚園にどんな不安や緊張を抱えているのか、子供に寄り添ってたくさん話を聞いてあげましょう。泣いていてもパパやママの姿が見えなくなるとすぐに泣き止む子も多いです。だんだん園の生活リズムに慣れていってお友達や先生と関係が築けて行けると泣かなくなってきます。あまり心配なら担任の先生と相談したり、家庭での様子を伝えたりしましょう。焦らず、少しずつです。

辛い気持ちで登園をしているパパ・ママに少しでも伝わりますように

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