いよいよ小学生!親として心配な事の一つに「勉強」があると思います。うちの子まだひらがなが書けないけど大丈夫?授業についていけるかしら?
ひらがなが書けたり、簡単な計算ができるに越したことはないですが、入学前の勉強は「できる・できない」にこだわらず、勉強って面白い!知らないことを学びたい!という興味・関心が大事です。
入学前のお勉強は焦らず、頑張り過ぎず、親子で楽しみながらまずは机に向かう習慣づけの時期ととらえてください。その中で少しずつ、勉強を頑張る力をつけていきましょう。
お勉強は焦らずに
ひらがなが読める
小学校に入学するときにひらがなが読み書きができるお子さんは半数近くと言われています。
まだひらがなを読めないお子さんは、読み聞かせをたくさんしてあげてください。お子さんの興味のある絵本を毎日1冊、5分でも十分です。絵と読み手の声でひらがなをどんどん覚えていくと思います。
うちの子はひらがなが読めてもまだ書けないんだけど…と心配になるかもしれませんが、焦ることはありません。すでにひらがなを書けるお子さんでも、正しい鉛筆の持ち方や文字の書き順が出来ている子は少ないです。どうしても自分のクセが付いてしまっている子が多いですので、入学してから書き順や文字のとめはねを正しく習う事の方が大事になります。
ドリルなどでひらがなの練習させてもなかなか取り組んでくれない。というお子さんはたくさん絵を書きましょう。ぬりえをはみ出さないようにぬったり、好きなキャラクターをよく見ながらまねして書いてみるのも良いです。ひらがなも漢字もお手本を見て書く事で覚えます。文字にこだわらず、色々な形や絵を真似して書いてみる事から始めてみてください。
自分の名前が書ける
ひらがなを書くのが難しいお子さんでも、自分の名前だけでも書けるととても自信につながります。
名前を書いてあげて、なぞるところから練習をしてみてください。自分で書けるようになったらプリントのお名前欄になまえを書くように縦書き、横書きもしてみましょう。実際に枠を書いてあげて、その中に書けるように練習するのも良いですね。
数がわかる
おにごっこする時に10までかぞえたり、おやつのチョコレートは何個あるかな?と日常生活の中で数にたくさん触れさせましょう。1から10までの数が数えられれば大丈夫です。みかんの皮をむいて何個みかんが出てきたかな?何歩歩いたらのところまで来られるかな?とクイズのようにしてあげると喜びます。
何個集まってるかな?これは何番目かな?を理解しているとさらに数字の理解が深まります。
時計が読める
数字が読めるようになったらぜひとも時計の見方を教えてあげてください。長い針は何時、短い針は何分がわかるようになると、お子さん自身で時間の管理が出来るようになっていきます。
小学校に行くと時間割にそって動きます。時計が読めることで休み時間や次の授業が始まる時間などを時計を見ながら行動できるようになります。
ご家庭でも朝起きる時間、学校に行く時間、お風呂に入る時間、夜寝る時間、自分の行動を時間を見て動けるようになると生活リズムを自分で整えられるようになります。
まとめ
今回は小学校入学時までにお子さんが学んでおきたい勉強の事をお伝えしました。
先取り学習で、ひらがなや計算を覚えさせることは素晴らしいと思います。ですが、できなくても小学校の勉強についていけないわけではありません。
低学年のうちは学校の勉強だけにこだわらず、お子さんの興味・関心のある事をたくさん伸ばしてあげてほしいと思います。