いよいよ春から小学生!お子さまはどんな様子でしょうか?勉強を頑張りたい子、新しいお友達にワクワクしている子、先生は優しいかな?給食は美味しいかな?たくさんの期待に胸をふくらませてるでしょうか。それと同時先生はこわいかな?勉強ってむずかしいのかな?と不安を感じているお子さんもいらっしゃると思います。
入学してから幼稚園や保育園での生活との違いに子ども自身がとまどう事がないよう、最低限身につけておきたい生活習慣をまとめました。
まずは学校に行こう!
学校までの道のりを歩いてみよう
横断歩道や信号機などの交通ルールを親子で確認をしてから、実際に一緒に歩いてみて通学路の確認をしましょう。
曲がるところなど道順はもちろんですが、信号機のない横断歩道の渡り方や交通量の多い道路など、危険なところは親子で確認をしてみてください。登下校の時間帯の交通量を確認しておくのも良いかもしれません。
また、通学バス等を利用するお子さんはバス停を確認して、バスを待つ間や乗り降りのルールを確認しましょう。学校で決められたルールがある場合が多いですので事前に確認をしてみてください。
子どもが一人で学校へ歩いてく、という事に不安を感じる保護者の方も多いと思います。ご近所に同じ学校へ通学するお子さんがいる場合は声をかけあって一緒に通うのも良いでしょう。
何かあった時に助けになるのは防犯ブザーや防犯笛です。必ずすぐ手の届くランドセルにつけましょう。入学前にぜひ実際に使ってみてください。大きな音にびっくりすると思いますが、とても大事な事です。何かあった時には使って良い事を教えましょう。
防犯ブザーは実際はめったに使用することがありません。そのため電池が切れていたり、壊れていて音が鳴らなかったりすることがあります。定期的に点検をお忘れなく。
自分で持ち物の用意ができるかな
保育園・幼稚園の持ち物やカバンの用意はお子さんが用意していますか?
小学生になると教科書や体操着など持ち物がたくさん増えますので、お子さん自身で持ち物の用意や管理ができるととても良いです。入学したら急にお子さん自身で持ち物の用意が出来るようになるわけではありませんので、入学前から用意ができるように親も声をかけたりサポートしてあげながら、お子さん自身で用意できるようにしてあげてください。
身の回りの事が自分でできるように
早寝・早起き
小学校の登校時間は園の登園時間より早いことが多いです。卒園が近くなって来たら、小学校の登校時間に合わせて早く起きる習慣をつけましょう。早起きのためには早く寝る習慣も大切です。6歳~13歳の子どもに必要な睡眠時間は9~11時間であると言われています。家を出る1時間前には起きるようにして朝起きる時間、夜寝る時間を決めて規則正しい生活を心がけましょう。
あいさつ
小学校に行くとクラスのお友達だけではなく、上級生やたくさんの先生と関わる事があります。
あいさつはコミュニケーションの基本です。仲良しのお友達だけじゃなく、色々な人にあいさつできるようにしましょう。中にははずかしかったり、タイミングがわからずに自分からあいさつ出来ない子もいるかもしれませんが、そんな子はあいさつをされたら返せるようにしましょう。
親がお手本になり登園時などに積極的にあいさつする姿を子どもに見せたり、一緒にあいさつをしたりと、日常の中であいさつする習慣をつけておくことが大事です。
一人で着替え、洋服をたためる
体育の授業前の休み時間に、体操着や水着に着替えます。保育園や幼稚園では床に座って着替えをしていたかもしれませんが、教室では立ったまま着替えます。また、脱いだ服はたたんで体操着袋に入れます。休み時間は短く、体育館などに移動する時間もありますので自分で脱ぎ着をして、服をたたむ練習をしておくと良いでしょう。
給食は時間内で食べれるかな
小学校の給食の時間は意外と短いものです。15分~20分程度の時間で食べ終わるようにしています。子ども達で配膳もしますので、最初の頃は準備にも時間がかかるかもしれません。
お箸も上手に使えるかな?保育園や幼稚園の給食とはまた違う食材や味付けがあるかもしれません。時間内に残さず食べるのは最初のうちは難しいかもしれませんが、ダラダラと時間をかけて食べてしまう子はおうちで時間を意識して食べるように声がけをしていきましょう。
まとめ
今回は小学校入学時に出来るようになっておきたい、生活習慣をお伝えしました。
生活習慣は小学生になったら急に身に着くものではありません。日々の生活の中で少しずつ小学校入学に向けて声をかけていき、焦らず時間をかけて「できた!」を積み重ねていくことで、お子さんの自信になります。晴れ晴れとした笑顔で新1年生をお迎えください。